音楽著作権について
(管理人の夢)
<管理人の夢>
私に1通のメールが届く。
”あゆみです。「音楽の部屋」で、私の新曲を流して頂けませんか?よろしくね〜”
返信を送る。
”申し込みが多いので、1カ月後になるよ。頑張ってね〜”
そう、ネットはオリジナル曲が独占し、プロのアーティストが頼みにくる時代。夢かな〜 (笑)
<音楽著作権とは>
音楽だけでなく人が物を作れば、そこには否応なしに著作権が発生します。
音楽の場合、作詩・作曲を職業にしているプロだけのものではありません。
私のオリジナル曲にも当然、著作権があります。
<音楽著作物の利用上の留意点>
音楽著作物には、音楽著作権協会(JASRAC)が管理する楽曲と、そうでない曲があります。
JASRACが管理する楽曲を利用する場合は、当然正規な届出をして利用する必要があります。
JASRACが管理する曲は、JASRACのホームページで検索する事が出来ます。J-WID(作品検索)
オリジナル以外の曲は、ほとんど管理されていると思った方がいいでしょう。
では、
JASRACが管理していない楽曲の場合はどうでしょう。
この場合は、プロ・アマを問わずその曲の
著作権者に利用の承諾を直接得る必要があります。
ただし、著作権の期限が過ぎているか著作権者が著作権を放棄する事を公にしていれば別です。
注意して頂きたいのは、著作権フリーで提供している多くのオリジナル曲提供サイトでも著作権自体
は放棄していませんので、利用する場合は承諾を得る必要があります。
私のオリジナル曲は、営利目的で再配布する行為を除き著作権フリーで提供していますので、
利用する旨の報告は必須ではありません。(営利サイトでも利用出来ます)

すでに、営利を目的とした自主映画やゲームのBGMとしてご利用頂いています。
<音楽著作物利用料規定の概要>
平成13年7月1日に、改正された「音楽著作物利用料規定」が施行されました。
自分の好きなアーティストの曲をホームページのBGMとして
年間を通じて1曲だけ使用すると、
年間1,200円の利用料が必要になります。(JASRACが管理する楽曲の場合)
仮に2カ月だけ使用した場合は、月120円×2カ月分=240円となります。
同時に2曲流す場合は、2倍になります。

注意して頂きたいのは、ランダム再生など同時に流れない方法でも、Web上に複数曲を置いている事
があきらかな場合は、その曲数が対象となる点です。
<音楽著作物利用料に関する意見>
音楽を創る者の一人として、著作権を大事にする事は重要だと思っています。
著作権で保護する目的は何でしょう。著作権者に不利益を与えない事だと考えます。
MP3で自由にダウンロードさせては、CDの売り上げに影響するのは必然です。
では、MIDIの場合はどうでしょう。「MIDIで聴けるからCDは買わない」となるでしょうか。
私は逆だと考えています。MIDIを聴いてCDを買ってみようと思う人の方が多いと思います。
著作権者に不利益どころか利益になるはずです。
MIDIもMP3も同じ扱いにするのは全くナンセンスです。もっときめ細やかな管理を望みます。
21世紀はITの時代です。やがてネットを征する曲がヒットチャートを征するでしょう。
好きなアーティストの著作権は認めた上で、
個人がホームページでMIDIをBGMとして流す場合に限り、利用料は免除すべき」と言うのが、
管理人の主張です。
ただし、法がある以上守るのは当然です。
<MIDIが自由に使える時代を目指して>
音楽著作権の管理にも自由化の波が押し寄せ、これまでJASRAC独占していた管理委託が誰でも
出来るようになりました。JASRACを批判される方には是非新しい委託会社を作ってほしいものです。
また、音楽の利用形態ごとに管理を委託するかどうかを著作権者が選択出来るようにもなりました。
インターネットでのインタラクティブ配信について委託しない著作権者も現れています。
有名な著作権者としては、永六輔(詩)・故中村八大(曲)氏がいます。二人の作品はJASRACに申請せ
ずに利用出来ます。(本人又は継承者の承諾は必要ですが)
もっと多くの著作権者がネット利用を委託外にしてくれればいいのですが現状は厳しいようです。
ならば、むしろネット上から利用料を取るプロの作品を追い出したらどうでしょう。
やがて、ネット上はオリジナル曲で溢れ、利用料を取るプロの曲など入り込む余地などなくなる。
そうする事が、ネットでMIDIを自由に使える時代への近道ではないでしょうか。

先の見えない管理人の夢物語でした。